一般的にキャットフードに含まれている原材料で危険な成分をまとめました。
酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシン)
酸化防止剤はキャットフードを腐らせない、日持ちさせるために使用されている保存料のことです。
BHA・BHTは油脂やバター、冷凍品など多くの人間用食品に使われており、BHAに関しては発ガン性が認められているなど大変危険な成分です。
エトキシンは安価で入手でき、酸化防止・防腐効果が高く、飼料の添加物として世界中で広く使われていますが、国内では「人の食材」「農薬」「家畜への飼料」への使用は禁止されています。見分けるポイントとして、包装に記載されている原材料で「ミール」などと記載があるものは「4Dミール」を使用しているものが多く、「4Dミール」にはエトキシンが大量に使われているため注意が必要です。
着色料・香料
着色料は、キャットフードの見栄えを良くするために使用されていますが、猫にとって色味は食欲に全く関係ありません。
香料は「4Dミール」などの危険な材料で作ったものを、食いつきを良くするために猫が好む香りをつけています。
これらの無駄な原材料は健康被害のリスクを高めているだけにすぎません。
4Dミール
4Dとは、「Dead=死んでいる,Dying=死にかけ,Diseased=病気を持っている,Disabled=障害を持っている」のことを意味します。
これらの動物の肉が人間用に出回ることはありませんが、ただ処分される訳では無くペットフードとして再利用されているのが現状です。安いキャットフードほど価格を抑えるために「4Dミート」が使われているため、注意しなければいけません。
穀物
猫は穀物類を食べられない訳ではありませんが、肉食動物なので必要としません。食べなくても生きていけますし、むしろ消化を考えると食べない方が良い食材と言えます。消化に悪いということは、それだけアレルギーの原因、消化器官の病気を起こすリスクになります。
ビートバルプ
ビートバルプとは、サトウダイコンから糖分をとったあとに残ったビートの繊維部分のことをいいます。パルプという呼び方のとおり、栄養素としては純粋な「繊維質」だけです。
ペットフードのメーカーは「腸内環境の健康的な維持」といった内容のことを言っていますが、実際には安価なのでかさ増しに利用されているのみです。